あまあまぽたぽた

あまあま星人のぽたぽた生活

USB HID Bluetooth変換アダプタキット『USB2BT』

最近のお気に入りのキーボードが有線(USB)タイプで、
「これが無線(Bluetooth)接続だったらなぁ。」
と思う事が、まぁまぁ有り、
「お気に入りのUSBキーボード、マウス、ゲームパッドBluetooth変換!」
というモノを、秋葉原千石電商(実店舗)で買ってみた。
『自作キット(自分で組立)』と『組立済品』の両方が売っていたが、
買い物とは別の用で歩き回った後に店に行った事もあり、
「面倒だな」という気持ちが頭をもたげ、『組立済品』の方を購入。

アキバヨドバシで、USB2BT対応のBTドングル購入。

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「組立て面倒だ」と『組立済み』を買ったものの、
”裸族”なUSB2BTを、そのまま裸で使う訳にはいかないので、
帰宅時に駅前のコンビニでフリスクを購入。
#USB2BTは、フリスクのケースをガワに出来る。
帰宅後、口の中がスースーしながら、カッターナイフをライターであぶり、
コネクタの出口やボタン・LED用の窓を溶かし切った。
あまり端まで上手く切れなかったせいか、フリスクケースのフタが閉まらない。
多少汚くはなるが、ビニールテープを二巻きし、固定。

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『USB2BT』で、ググった感じからすると、
個人(そーた氏)が開発して、委託販売(BitTradeOne)している模様。

WEBサイト そーたとメイの工作室 
http://sohta02.web.fc2.com/index.html

上記サイトを見たところ、
『通常版』
(パワーONで、すぐにペアリング待ちモードになる。
 BT電波の範囲内の他人もペアリング可能。)

『ペアリングボタン対応版』
(ファンクションボタンを長押しして、ペアリング待ちモード。
 BT電波の範囲内の他人がペアリングしにくい。)
の、二種のファームウェアがあった。

「ペアリングが奪われて、入力したパスワードが他人のPCに表示される」
なんて、ほぼほぼ無いように思うが、
「ボタンを数秒押す程度の大して負担の無い作業で、漏洩の可能性が一つ減る」
という事に価値を感じたので『ペアリングボタン対応版』に更新。

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無線デバイスの有線デバイスに対する優位性の一つに、
 ケーブルが無くなって、机が片付き、広く使える(スマートに使える)
という事があると思うのだが、こいつの場合は、
 USB2BTに、電源用ケーブル(ミニUSB)とUSBハブを取り付け、
 そのUSBハブに、BTドングルとキーボードケーブル(USB)を繋ぐ。
という、「今までより増えてんじゃん!」という仕様。
10cmの極短のケーブルや、小型のモバイルバッテリーを組み合わせれば、
少しはマシになるかもしれないが、ケーブル一本よりは大きいのは確か。
しかも、電源をPCのUSBから取っていたら、もはや「無線」と言えるのか?w

そんな訳で、
「こいつは『実用・便利』ではなく、『浪漫』で使うモノだ!」
「有線が無線になるなんて、ムネアツだ!」
とか思いながら、数時間使ってみた。
スマホのバッテリーサインが黄色くなってから気付いたのは、
Androidスマホタブレット)のUSB端子が空いている」
という事。
スマホタブレット)のUSB端子は一つしかないので、
『USB-OTGアダプタケーブル』か『充電ケーブル』かの排他となっている。
私の知る限り、私の使っているスマホタブレットで使用できる
『充電可能なOTGケーブル』は無い。(ルートアールのヤツはエラーになる)
キーボードやマウスを使いながら充電できるのは、結構なメリット。

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総括として、
基本『浪漫』なので、誰にでも勧められるモノでは無い。
このデバイスは、
(私はやらなかったが)はんだ付けやケースの加工を楽しみ、
「ケーブル増えてんじゃんw」「シュダンとモクテキw」なんて笑い飛ばして、
Bluetooth、萌えぇ~」とか呟いちゃう人が、ハッピーになれるデバイスだ。

私はハッピーになれたと思う。