ペダルを中分けすると、
フラット・トゥクリップ・ビンディング
の3つに分かれると思う。
(”大分け”だと、足の固定の有無だな)
私は、トウクリップ派だった。
理由としては、
普段履き(スニーカー、ジョギングシューズ)と、靴を分けたくない。
回転を意識して、引き足は使いたい。
ビンディングは、”立ちこけ”が怖い。
これらが挙げられる。
3番目の理由もあって、ベルトをゆるめにして、すぐ抜けるようにしていた。
#ハーフクリップ的な使い方だ。
しかし、先日、ジョギングシューズを新調したところ、
靴のドレッドがペダルのデコボコに噛んでしまい、
思った位置まで靴が「入らない」「入りにくい」という状態になってしまった。
つま先だけで漕いだり、左右で踏み位置がバラバラという状況に。
これは、ストレスだ。
乗りながらベルトを操作すれば、奥まで入れて固定する事も出来ようが、
それでは、咄嗟に抜くことは出来ない。
新品の靴を、ツルツルにする訳にもいかないし。
「これだったら、ビンディングの方が、楽じゃねぇ?」
ビンディングペダル導入を決意した。
解説本や解説サイト、ネット販売サイトなどを見て、候補を考える。
「よく知らないので、靴もペダルもシマノが妥当か。」
「今ミカシマだから、EzyシリーズのCUBEか。」
「ペダルと両方だと、あまり高い靴は選べないよなぁ。」
何点かの候補で、靴とビンディングを仮決定し、
モノを見て決めたいので、近くでは品揃えに期待できるYsBikeParkへ。
まずは、ペダルのコーナー。
「ふーん、フラットペダルに比べると、どれも一回り二回り小さいんだな。」
「メカメカしていて、マシンハートがくすぐられますな。」
そして、購入第一候補のブツを発見!
在庫が一つだけのようだったので、さっさとカゴへ確保。
お次は、靴コーナー。
「サイクルシューズ自体が初めてだし、最初にあまり金をかけたく無いなぁ。」
という事で、予算は10000円を上限にする。
「かなり限られるね。」
輪行で少し歩く事を考えて、MTBタイプのシューズ。
いくつかの種類とサイズを、実際に履いて試す。
足踏みをすると、ソールの堅さが感じられる。
「たしかに、歩くのには向かないかもな。」
駅構内やレストランに入るのは問題ないとしても、
行った先で散歩(広さをhaで表すような公園)は難しいかもしれない。
デザインよりも、どちらかといえば価格優先で決定。
ペダルレンチも忘れず、カゴへ。
念のため、レンチのサイズを店員に確認し、
ペダルが外れなかったら、頼む旨を伝え、会計。
「へへへ。 これで、私もビンディングデビューだ。」