あまあまぽたぽた

あまあま星人のぽたぽた生活

AIsoftのWXGサポート終了

AIsoftの2007年3月31日サポート終了品の中に「WXG」があった。
私が、WXシリーズに出会ったのは、MS−DOS全盛の頃で、
「(当時としては)変換精度が良く、カスタマイズの幅が広い」
という魅力に取り憑かれたものだ。

何がすごいと言って「キーカスタマイズで、他の変換システムに似せる」に
とどまらず、まるっきり他の変換システムのフリをして、ソフトに対して
「私は、ATOKですよ」「VJEですよ」なんてだましきる事ができた。
当時は「私は、ATOKしか受け入れません」「松茸だけ」なんて
意固地なソフトが沢山あって、変換辞書を共通化するには”壁”があった。
それが、WXの登場で辞書の共通化が出来、どのソフトでも同じ変換結果が
得られるようになった。 これは、すごい事だった。

当時”漢字変換”と言えば、他にNECAI・ATOK・VJE・松茸などが
あった。 現在、残っているのは、実質ATOKシリーズくらいか。
まぁ、ATOKにしても、MSIMEにしても、バージョンアップ時に
”いいとこ取り”を行ってきただろうから、
”遺伝子”くらいは、残っているだろうが。

一社独占を嫌い、「アンチMS」をうたう者としては、ATOKにがんばって
ほしいし、他の変換システムにもがんばって欲しいものだ。

でも、無料IME(windowsの料金に含まれているので、只とも言えない)が
まぁまぁの精度で変換してくれるなら、追加で金出すのは”モノズキ”だよね。