はじめての放射温度計。
ハンダごて等のヒートツールの温度管理を目的としていたため、
「測定範囲がスポット鋭角であり、測定可能温度が広いもの。
やはり放射率は可変じゃないとね。」と購入。
放射温度計全てに言える事だろうが、
思いついて1秒(平均の為には数秒)で観測できるのは、手軽で良い。
当初の目的以外にも、
屋外の道路の日向・日陰、室内の床・天井、エアコン吹出し口など、
驚きと感心の連続。
精度については、
玄関先のガラス製寒暖計(赤アルコール?のやつ)のフレームをターゲットにして
比べてみたところ、1度程度の差。
仕様として2度程度の誤差を含んでいるようだし、自分としては良い精度だと思う。
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追記:
上記のように、ハンダごて等の測定を当初の目的としていたのだが、 MT-9の”わりと鋭角な測定範囲(20:1)”でも、 ハンダごて先端の温度は測りにくい模様。 実際より、かなり低い計測値が出てきているように思う。 やはり、ハンダごての管理は、専用の温度計の方がよかったか。 まぁ、放射温度計の方が、いろいろ計れて面白いので、 「買って損した」という気分でも無いが。